それでは、PCにFedora Core4のインストールを行いましょう。

Fedora Core4をインストールするには以下のスペックを満たす必要があります。


CPU
最小 PentiumクラスのCPU
テキストモード推奨 Pentium 200Mhz以上
グラフィカルモード 推奨 Pentium2 400Mhz以上



 要求されるHDD容量、メモリー容量は使用するCPUの種類によって異なります。通常は32bit CPUですが、64bit CPUを利用している人はそれにみあうHDD、メモリーを準備してください。

HDD
32bit CPU 64bit CPU
最小 620MB 900MB
Server 1.1GB 1.5GB
Personal Desktop 2.3GB 2.7GB
Workstation 3.0GB 3.4GB
最大 6.9GB 7.5GB



メモリー
32bit CPU 64bit CPU
テキストモード 64MB 128MB
グラフィカルモード 192MB 256MB
推奨 256MB以上 512MB以上



 上記スペックを満たしていたらBIOSで起動順序をCDからに切り替えます。
 最近のPCはCD→FDD→HDDの順になっていると思いますが一応確認してCDが最初に読み込まれるようにしましょう。BIOSの設定方法についてはメーカーごとに異なりますのでマニュアル等を参考にしてください。



 Fedora Coreの入手で作成したCD(DVD)をドライブにいれてPCの電源をいれます。

 最初テキストモードでCDのチェックがありますが、特に気にすることもなく”skip”を選んでください。



次に”Welcom to Fedora Core"と出ればNEXTを選びます。




Language SelectionではJapanease(日本後)を選択しましょう。




キーボード設定も当然日本語を選択します。




インストールの種類はサーバーを選択します。




ディスクパーティションの設定では自動パーティションを選択します。




自動パーティション設定ではシステムのすべてのパーティションを削除を選びます。




警告が出たら”はい”を選択します。




ディスクの設定は特にさわらず次へを選択します。(細かなパーティションの設定やソフトウェアRAIDを行う場合はここで設定可能)




ブートローダーの設定も特にさわらず次へを選択


ネットワークの設定も今回は特に設定せず次へを選択。私の機器構成ではLANカードが2枚ささっていますのでネットワークデバイスが2つ検出されています。




ファイヤーウォール設定ではファイヤーウォール無し、SELinuxを無効に設定します。ルーターで不必要なポートは閉じておけば特に問題はありません。




警告がでればそのまま続行を選択




タイムゾーンの選択ではアジア/東京を選択




Rootパスワードを設定では任意のパスワードを入力します。Rootは管理者なので安易に予測できるものは避けたほうがいいでしょう。




パッケージグループの選択。このサイトではグラフィカルモードで設定を利用しますので”X Window System”と”GNOMEデスクトップ環境”に、そして一部アプリケーションの設定、追加に利用するため、”開発ツール”にもチェックをいれましょう。また、好みに合わせて必要なパッケージの選択を行ってください。設定ができたら次へを選択します。




インストールの準備完了では次へを選択します。




インストールの完了です。再起動を押してFedora Core4を起動しましょう。



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